人それぞれ考えている事が違うように、経験する事も違います。
個人的に経験して不便だったことを書いてます。
四国に関わらず日本全国コンビニはたくさんあります。昨今では全国で50,000店を超えたとの事。
お遍路で大事なのは身体を壊さずに・疲れずに回ること。
良い景色や、観光時疲れていて、何もしたく無い状況だと楽しきありません。
なるべく、荷物は軽く。
上記①番と微妙に矛盾していますが最低1食分(カロリーメイト1個分)位は持ち歩きましょう。
四国霊場第21番札所 太龍寺に行ったとき、ロープウエィも17時ギリギリ終電間際、たまたま、お土産にとユズ餅をたまたま購入。
その夜は近く?の道の駅わじきにビバークしましたが、山の中の施設ゆえ飲み物の自販機しかない!
1日チャリこいで疲れて腹が減る・・・。
飯が食えないのは地獄。太龍寺ロープウェイで買ったユズ餅を食べ飢えを凌ぎました。
大手キャリア3社の電波は恐らく大丈夫だろうが自分のUQ WIMAXはほぼ使えなかった。
使用可能エリアは前もって調べておきましょう。
年配の方がgoogleマップを使い慣れていなく、最初の設定時方角を逆を指す場合があり、アプリに振り回されていた。
何度か使っていると、そういったクセも分かって来るので最初に練習、慣れておくこと。
自分の場合、スマホと腕時計に付いているコンパスで確認しました。
歩きにしろ自転車にしろ道を間違い、何キロも戻るとなると凹みます。
自分は20キロほど迷って、ロスし体力も、精神的にもまいりました。
自分が四国を回った時は台風に2度遭遇、1日晴れているときは全体の数日。
あまりにも天気が悪すぎる場合は、休養日にして英気を養いましょう。
疲れていては、何をしても楽しくないです。
①荷物は最小限。坂道では歩き遍路よりキツい。
お遍路道は歩き遍路道と一般道に分かれます。
普通、自転車で回る際には一般道を使うしか進むすべはなく、遍路道は通れません(山道を通ったりするため)。ただ、どちらにせよ札所は山の上にある場所も多く、坂を登ることは避けられないんです。
特に、12番札所の焼山寺なんかはもう…
参考:【四国お遍路の旅】12番札所焼山寺を超えて感じたことは自分自身の弱さでした。また、坂道を自転車でグイグイ登っていけるならまだしも、大きな荷物を持って坂を走破することは困難です。そうすると、坂の途中からは重い荷物を乗せた自転車を押さなければならなくなります。これがもう、死ぬほどキツい。なんど途中で荷物を捨てようと思ったか…
そんなことで、自転車だからといって、荷物を多くしてしまうと確実に後悔するのでお気をつけて。
②紙の地図を持っていくべし。
僕はお遍路の際、携帯機器を持たずに紙の地図だけを持って行きました。それは、電子機器に頼らず、自分の足で進みたいと思っていたからです。
しかし、お遍路中出会った、別のお遍路仲間の人たちは大体電子機器を頼りに進んでいる人の方が多く、
その人たちの話を聞いていて面白かったことがありました。それが、”結局、紙の地図頼りになる。”ということでした。
そうそう、お遍路をしていると必ずといっていいほど道に迷います。初心者の方なんて絶対迷わないことなどないくらいです。今はGPSで場所がすぐにわかるし、いまのスマホには全部その機能がついてます。
しかし、この機能を使ってわからない道を調べていると必ず起きるのは電池がなくなって途方に暮れるということです。そうしたリスクを考えると、電子機器に頼らず、紙の地図だけで進む方が理にかなっている感じですね!
③人とのコミュニケーションやありがたみを受けること。
僕も最初びっくりしたんですが、お遍路していると街頭から、車からいろんな支援をしてくれる人がいます。
そんな人がすぐに言ってしまうのが「いえ、そんな悪いです。」日本人の癖なんですかね。ほんとに欲しくても、特にお金などを渡されるとすぐいってしまいます。ですが、これはあまりよくないのです。(お遍路中では)なぜかというと、何かをくれるほとんどの人が、「同行二人」といって空海も一緒について修行をしていると考えているので、その空海へのお印として支援してくださる方が多いからです。
全員とはいいませんが、支援することで自らもその人が得られるありがたみを分けてもらえると考えている人は多いです。なので、どうしてもいらない限りは「南無大使遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」といって受け取ってください。これは「大使(空海)のご加護がありますように」という意味の言葉です。
④雨の日は無理して進まない。
基本山道ばかりで、ほんとに険しい山道のところでは道が川みたいになってしまうところもあって、こけたら一発であの世行きみたいな場所ばかりです。死んだら元も子もないのでぜひとも無理はしないようにしましょう。(僕は一度死にかけました。笑)
⑤特に夏であれば水は4リットルぐらいは常に持っておく。
僕の実体験済みですが、山に入ると自販機、民家すらないところもあります。そんなところで夏に脱水気味になったらほんとに幻覚見えます。お気をつけください。
これは目安ですが、2リットルのペットボトル2本分は必ず持っておくべきです。また、湧き水などの水場もたまにありますし、そうした時には補給を忘れずに!⑥お遍路小屋、通夜堂、善根宿などに一度は泊まるべし。
お遍路をしている人は宿に泊まって回る人、野宿をする人などもありますが実は無料で泊めてくれる家やお寺があるんです。
家は善根宿といって場所によっては小屋のようなすごく汚いところもありますが外で寝るよりましかもしれません。
お寺は通夜堂といって普段はお通夜のときに親族が泊まるために作られた場所ですが、現代ではあまり活用されなくなっているためにお寺によってはお遍路さんのために解放している場所もあります。
ぜひ一度泊まってみるといろんな人と会えるかもしれません。おすすめです!
参考:お遍路、無料で泊まれる場所、お寺リスト
ちなみにお遍路してると通夜堂、善根宿のリストを配っている人がいます!
絶対もらっといた方がいいですよ。⑦順番にとらわれすぎない。
よく、1番札所から始まったら88番札所まで綺麗に回らないといけないと考えている人がいますがどうではありません。たしかにきりよく回る方が、ご利益がありそうですが、お遍路は全部を回るという行為自体が素晴らしいことなのです。
特に、歩き遍路の場合は、各札所から歩き遍路道という特別なルートが設けられていますが、自転車の場合は一般道を通ることが多いため、遠回りするしかない時もあります。
そんな時には札所の順番にはとらわれず進みやすいところから進んで行くと言うのもすごく大事なんです。順番にこだわって行くことで得られるものもあるとはおもいますが、僕自身はそこまでこだわる必要はないと思っています。
仮にお寺でのお参りの時間を「30分」と決めて、プランを立てたとしても、お寺によっては
「駐車場から本堂までの距離が長く、歩くのに時間がかかった」
という場面に思いがけず遭遇し、なかなかプラン通りに進みません。(10番、12番、45番札所など)
「計画より時間が余ったから、もう1ヵ所お参りができるね」
という感じの「ゆったりプラン」にしておくと丁度よいかもしれませんね。
「自由になったサル」
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へんろ部部室 !!! ( 88HenroClub )
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