精神的に消耗しやすい人がしている悪い習慣11つ | ライフハッカー[日本版]

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精神的に消耗しやすい人がしている11の悪い習慣
2018.04.02

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Image: Jess Rodrigues/Shutterstock.com

2017年5月23日の記事を再掲載しています。

MakeUseOf:好むと好まざるとにかかわらず、すべての仕事を終わらせるために使える、1日あたりの精神的なエネルギーには限りがあります。エネルギーを使い果たしてしまったり、もしくは最初から少なかったりしたら、生産性を保つのは難しくなります。

時間管理をしている人はいると思いますが、精神エネルギーを管理している人はいるでしょうか? まだ管理したことがなければ、最高のパフォーマンスを発揮できていません。

今回は、精神エネルギーを確実に奪い取り、生産性を下げる、悪い習慣を紹介します。このような習慣をなくせば、パフォーマンスが上がるはずです。

1. 計画性がない
これは決断疲れに近く、かなりエネルギーを使います。決めなければならないことが多ければ多いほど、それだけ精神エネルギーを使います。決断には、「大学で何を専攻するか」のような大きなものから、「今日はどのシャツを着るか」のような小さなものまであります。決断の重大さにかかわらず、決めることにはエネルギーを使います。

決断を制限している有名人の話を、聞いたことがあるのではないでしょうか。たとえば、オバマ元大統領、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグは、みんなワードローブがとても少ないです。作家のセス・ゴーディンは、毎朝同じものを食べます。

Video: SmithBusinessSchool/YouTube
このような習慣は、決めなければならないことをかなり減らします。ここまで極端なことをする必要はありませんが、間違いなく計画はした方がいいです。

【手軽な解決法】

毎晩、翌朝の計画を立てましょう。重要な仕事を最初にして、ToDoリストを常に更新しましょう(管理できる範囲で)。予定を何も入れない時間をつくりましょう。次にやるべきことの選択や決断を減らすことができれば、かなり楽になります。

2. 過密スケジュール
逆に、予定を詰め込みすぎてもよくありません。色々なイベントですぐに予定を埋めてしまう人は多いです。仕事、家族サービス、飲み会などの外出、運動、他にもやりたいことで、すぐにスケジュールはいっぱいになります。ゆとりの時間は、生活のバランスを保ち、精神エネルギーを維持するのに欠かせません。忘れがちなことですが、これほど大事なものはありません。

【手軽な解決法】

1日のうちに、何も予定を入れない時間をつくります。その時間をゆとりの時間として使います。優先順位の高い仕事をやったり、好きな副業をやったり、読書をするだけでもいいです。

3. 散らかっている
生産性を上げるのと同じくらい整理整頓が大事だとは、思っていない人が多いかもしれません。しかし、整理整頓ができていると、生産性が上がると思ったことはありませんか?

視覚的な刺激の量が多いと、集中しようする時に脳にかなりの影響を与えることが、研究で証明されています。気をそらすようなものがあると、集中するのに余計に精神エネルギーを使います。音が鳴ったり、振動したりしていなくても、積極的に邪魔するものもあります。身の回りに物がたくさんあるだけでも、集中するのがより大変になります。

【手軽な解決法】

仕事場は(他の場所も同じように)できるだけ整理整頓しましょう。集中できるようになりますし、きちんと片付いた清潔なところにいるのは、単純に気持ちが良いです。片付けや掃除が苦手な人は、こんまり流の片付け術や、こんまりアプリを使ってみてはいかがでしょうか。

4. 先延ばしにする
精神的に疲れていると、先延ばしにしたい誘惑にかられます。ある意味、これはかなり理にかなっています。最高のパフォーマンスが出せない場合は、大事な仕事はしたくないでしょう。

しかし、先延ばしは、脳に大きなダメージも与えます。今やるか、後でやるかを決めることにすら、精神エネルギーは使われます。やらなければならないことを覚えておくだけでも、エネルギーが要るのです。フラフラと行ったり来たりを繰り返していると、大事なエネルギーが本当に無駄になります。

【手軽な解決法】

2分ルールを実行しましょう。2分以内でできることなら、書き留めずに、その場ですぐにやってしまうのです。何かをやっている途中に2分程度離れるても、そこまで意識は散漫になりません。

5. メモを取らない
頭の中に色々な情報が点在しているほど、より多くの精神エネルギーを使います。スーパーでの買い物リストと、週末のプロジェクトの企画、誰かの電話番号、などを考えてみてください。このようなものを書き留めなければ、覚えておくために脳の容量を使うということです。

Video: Successful By Design/YouTube
そして、必要な時にそれを思い出さなければなりません。どこにあるかがわかっていれば、何かを見るために戻るのはとても簡単です。作業記憶の中に留めておくのは大変ですが、メモを取るのはとても簡単です。それに、メモアプリを使えば、大量のメモに埋もれていても、書き留めたものをいつでも検索できます。

【手軽な解決法】

とにかくメモを取ります。何かを書き留めると、脳に覚えておかなくていいと言うことになります。(書き留める時に、脳に記憶される人もいますが、それもまたメモの効能です)

6. 完璧主義
私は「満足感」という言葉が好きです。特に、満足感というのは、満足できるものを見つけるということです。ブログを書いているとしたら、完璧にするのに何時間もかけることができます。ですが、ある程度満足して、そこでやめることもできます。

これは、雑な仕事をしろという意味ではありません。これ以上やっても、自分の努力や労力が、納得できるレベルの結果に見合わない、というタイミングを見極めるという意味です。ほとんどの場合、誰も気に留めません。上司に送るメールに時間をかけすぎていませんか? 上司はそれを読むのに2秒以上かけますか?

【手軽な解決法】

満足感を感じているか自問自答してください。完璧にするために大量に精神エネルギーを使うのではなく、十分な状態にするために、それに見合った時間を使うだけです。あまり良くないように思えるかもしれませんが、ほとんどの場合、大体そんなものです。

7. マルチタスク
ご存知だとは思いますが、マルチタスクは認知的にかなり非効率的だということは、研究で証明されています。ひとつのタスクから別のタスクに移る時に「スイッチング」をしなければならないからです。ひとつのことだけをやれば、スイッチングで精神エネルギーを無駄にしなくて済みます。

Video: Big Think/YouTube
マルチタスクがうまくできる人もいるというのはもちろん認めます。マルチタスクが向いているのであれば、それは素晴らしいことです。そのままやってください。しかし、ほとんどの人は、ひとつのことに集中している方が効率が上がります。

【手軽な解決法】

シングルタスクにする習慣をつけましょう。「ポモドーロ・テクニック」のタイマーを使い、ひとつのタスクに25分間みっちり集中して、それから脳を少し休めます。もしくは、「52・17」メソッドを使ったり、一度にひとつのことだけに集中する別のシステムを使ってもいいです。ポモドーロ・テクニックのための「Marinara Timer」や、スマホに入っているタイマー機能を使って、すぐに始められます。

8. 食生活が貧しい
食べているものは、精神エネルギーにかなり大きな影響を与えます。白米や白いパン、精製された白砂糖のような高血糖インデックス食品(高GI食品)は、血糖値を急激に上げますが、直後に急降下します。急降下した時に、疲れを感じ、あまり生産的に仕事ができないでしょう。

しかし、玄米や全粒粉、フルーツや野菜、良質なタンパク質などの低GI食品は、エネルギーを高めますが、急上昇するのではなく、エネルギーが長持ちします。もっとゆっくりと段階的に上がるので、とても助かります。

【手軽な解決法】

食生活を少し改善するだけでも、かなり大きく変わってきます。ナッツや種子、魚、新鮮なベリー類、他にも精神エネルギーを高める「頭脳食」と呼ばれるものを食べましょう。カフェインは摂りすぎないこと。エネルギーが上がりますが、短期的なものに過ぎません。

9. 水を飲んでいない
しっかりと水を飲みましょう。どれくらい飲めば十分なのかというのは議論の余地がありますが、1日6〜8杯の水を飲めば、十分潤いを保つことができます。水分補給レベルが少し下がるだけでも、大きな影響が出ることがあります。炭酸飲料やコーヒーや紅茶ではなく水を飲むのは、簡単ではないこともあります。

しかし、喉が乾いた時に水をたっぷりと飲むことで、エネルギーレベルはかなり変わってきます。水を甘く見てはいけません。

【手軽な解決法】

私もそうでしたが、水を飲むのを忘れてしまいがちな人は、「My Water Balance」のようなアプリを試してみてください。飲まなければならない水の量、あとどれくらい飲まなければならないのかなどを教えてくれるので、飲もうという気にさせてくれます。Androidユーザーなら「Water Drink Reminder」というアプリが人気です。

10. 睡眠不足
睡眠以上に精神エネルギーを充填できるものはありません。質の高い睡眠を十分に取ると、やらなければならないことができるエネルギーがきちんと貯まります。しかし、睡眠の恩恵は忘れられがちです。

睡眠不足の場合、精神的にも元気がなく重たい感じがします。カフェインなどで打ち消すこともできますが、カフェインの耐性ができます。短時間の睡眠に慣れることもありますが、エネルギーの限界が低くなることに気づくでしょう。

【手軽な解決法】

体が欲するだけ十分に睡眠を取りましょう。1日中疲れているのであれば、もっと寝てください。約8時間睡眠が必要な人が多いので、そこから始めてみましょう。そして、効果的に睡眠を取るためにできることを、きちんとやってください。

11. 好きなことを後回しにする
きちんと計画を立て、ゆとりの時間を持ち、一度にひとつのことだけに集中し、これまでに紹介してきたことをすべてきちんとやっていても、好きなことをつい後回しにしてしまうことはあります。

新しいスキルを学んだり、プロジェクトを始めたり、ゲームをしたり、本を読んだり、このようなことはとてつもなく大事です。サンフランシスコ州立大学の組織心理学者Kevin Eschlemanの研究でも、仕事以外のクリエイティブな活動が、どれほど仕事の生産性を上げ、燃え尽きるのを防ぐかということが証明されています。

【手軽な解決法】

スケジュールにいれなければやらないという場合はそうしてください。好きな趣味を20分やることで1日をはじめる、というのが簡単かもしれません。(私は朝食を食べながら小説を読むのが好きです)もしくは、週末を完全に趣味のために使うのもいいです。どんなことでも好きなことをすると、ストレスが解消し、笑顔になり、有意義に時間を使えるので、予定に入れるだけの価値があります。

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精神エネルギーをどのように管理するか?
人生を変えるほどの決断や、毎日の大したことない仕事など、大きいことから小さなことまで、精神エネルギーを使うことは数えきれないほどあります。しかし、良い習慣を育むようにすれば、精神エネルギーが格段と増えることに気づくはずです。ここにあげたことから始めるのがおすすめです。

Image: Jess Rodrigues/Shutterstock.com

Source: My Water Balance, Water Drink Reminder

Reference : Wikipedia

Video: YouTube(1, 2, 3)

Dann Albright – MakeUseOf[原文]

(訳:的野裕子)

引用元
https://www.lifehacker.jp/2018/04/bad-habits-mental-energy.html

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まだらー('ー')/~~

 班目幸寛(まだらめゆきひろ) フェイスブック ページへ  友達申請を是非♪  1978年生まれの宮城県出身。  元々は建築科、専門学校卒業後、建築関連の仕事に就いたがが、当人がADHDの気があり(白に近いグレー)、その時の苦労を元にカウンセラーのキャリアをスタート。  カウンセリングのメインは発達障害のカウンセリングだったが、カウンセリングを行うにつれ幅が広がり『分かっているのにできない、やめれない事』等、不倫の恋、経営者の意思決定なども行う。(相談案内へ)  趣味はバイク・自転車・アウトドア・ミリタリーグッズ収集・国内外旅行でリスクティカー。 『昨日よりも若くて、スマート』が日々の目標。  愛読書はV,Eフランクル 放送大学 心理と教養卒業 / 臨床心理プログラム 大学院 選科履修

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