””ADHDの世界”” | 本郷綜海オフィシャルブログ「この美しき世界で 〜自分と繋がり、魂の望みを知り、豊かに生きる」Powered by Ameba

ADHDの世界
テーマ:好きなことをして生きてゆく

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発達障害である

「ADHDは

作られた病気だ」

と、心理の道の権威が

言っていた、

と言う記事が

ネットで出回っていたことがある。

製薬会社の陰謀で

作られた病気だと。

多くの人がその記事に

いいね!をしては

シェアをしていた。

「ADHDなんてないんだよ。

個性があるだけ。」

この障害のことを

それほど知りもしないで

このように言う人たちがいう。

「綺麗事だ」

私は思う。

彼らはその特性を

ジャッジなく個性として

そのまま受け入れられるほど、

器の大きな人間たち

なのだろうか?

例えば大人のADHDは、

◉行動の途中でやっていたことを

忘れる

◉大切なモノを

頻繁に失くしたり、忘れたりする

◉何かと時間に遅れる

◉落ち着きがない

◉しばしば時間の感覚を失う

◉すぐに散らかしては片付けられない

◉整理整頓が苦手

◉集中できない

◉逆に過集中していると他のことを忘れてしまう

◉順序立てて物事を行うことができない

◉すぐに気が散ってしまう

◉すべき仕事に集中できない

◉思ったことをすぐ発言してしまう

◉重要な手続きの期限が守れない

◉仕事の手順を覚えられない、

◉また仕事の途中で別の作業をしてしまう

などなど

こうやって書くと

それほどでもなさそうと

思う方もいるかも知れないが、

(思った人はやさしいね)

例えばあなたが

一緒に仕事をする相手が

こうだったらどうだろう?

時間に大幅に遅れて

ミーティングにやってきたと

思ったら、

大事な書類を

電車の中に忘れ、

焦ってたくさん

しゃべり出してしまう。

その人の机の上は

いつもグチャグチャで

あなたのところまで

はみ出して来そうだ。

大抵の人は

「ダメな人」

「だらしのない人」

と言うレッテルを

貼ることだろう。

しかしこれが一種の

障害があることで起きる

ことだとわかったらどうだろう?

少しは相手のことを

理解しようとしないだろうか?

それでも

理解しようとはせずに

ADHDなんてない。

「言い訳だ」

といい、

「本気じゃない」

「変わる気がないんだ」

そんな風に言ったりする

人たちもいる。

世間の無理解、

ジャッジの厳しさこそ、

ADHDにとっての

一番の苦しみとなるというのに。

「なぜわかるんですか?

綜海さん?」

って、

私がそうだからですよ!

90年代、まだサンフランシスコ

ベイエリア在住で

ヒーリングスクールの学生の頃、

とある仲間の間で

流行っていたサイキックの所に

見てもらいに行ったことがある。

将来のことについて

相談するはずが彼女は

私のADHDを見抜き、

心理学者で専門家へと私を紹介した。

私は脳に電極を付けられては、

脳波を読み取られ、

まさにADHD脳だと

伝えられることになる。

そしてそれを聞いた時ほど、

ホッとしたことは

なかったくらいに

一瞬で肩の力が抜けた。

そうだったんだ。

子供の頃から

こうではいけない、

と自分で自分を

ジャッジしてきたのが、

実は障害のせいだった、

とわかった時の安堵は

経験した人でないと

なかなか想像できないものかも

知れない。

その時すでに

40歳近かった私だったが

「自分のせいじゃなかった」

そんな風に感じては

ポロポロと涙をこぼした。

子供の頃、

成績はいい方だった。

だが通信簿にはいつも

「落ち着きがない」

「忘れ物が多い」

などと書かれていたのを

思い出す。

そしてその苦しみは

先ほど箇条書きにしたことだけでは

伝え切ることはできない。

宇宙という

果てしない混沌の中で

迷子になったまま

たった一人で出口を探している、

みたいな感じ。

今でも多少はそのチャレンジが

続いているよ。

そして55歳になった今、

自分がどれほど恵まれた環境にいるか

を思っては今度はありがたくて

涙が出る。

私は相変わらず

時間に遅れ、スマホを失くし、

時々本当に思っていることを

言いすぎる。

私がいる場所は

端から散らかっていく。

それでも周りの人たちは、

それを温かく受け止めてくれては

私を責めたりしない。

それどころか

何気なくサポートをしてくれる

人たちばかりだ。

友達とレストランに行って

新しく買ったばかりの

パステルカラーのスカートに

食べ物をポトリと落としても

私は笑顔のままだ。

このくらい温かい人たちに

囲まれていれば

ADHDだなんて

いちいち言わなくても

オモロイ個性と受け止めてもらえる。

だけどね、

まだまだ社会全体は、

「きちんとしなさい」

に洗脳されている。

ADHDを障害とすることで

子供たちが(大人たちも)

必要以上の薬漬けになることには

反対だ。

だけど、この言葉があるおかげで、

理解しようと務める人たちが現れ、

また様々な取り組みがなされるように

なっている。

どうやってこの個性を伸ばすか、

才能として開花させるか、

などの、ね。

私は大人になってから

自分を育て直すようなプロセスの中、

自分の「強み」を認識しては、

とにかくそれを

伸ばしてあげるようにして

今に至っている。

「弱み」をなんとかしよう、

とするのを諦めて、

「才能」の方に

力を注ぐことを自分に許したのだ。

そして今、私は自分の使命であり

才能と共に生きている、

と言う実感に満たされている。

そして今日思ったのは、

それでも私は

まだまだ無理しているな、

ということ。

何十年かかっても

克服できなかったできないことを

今もやろうと頑張っては

消耗している、ということ。

諦めろ!私よ!

自分でするのはやっぱり無理だよ!

自分の弱みを補ってくれる人、

例えば

家事を手伝いに来てくれる人、

事務を全面的に任せられる人、

を探したいと思う。

あとはね〜。

「誰か掃除に来て〜!!」

(笑)

でした。

またしても散らかってしまった

部屋の真ん中で

こんなブログを

書いてみた。

こんな私でもたくさんの夢を

叶えてきたよ!

頑張らなくても

自然体で夢を叶えていこう。

5月19日、渋谷に来てね!

引用元

   ”娘自身に、娘の良いところがもっとわかるように接していきたいなって思う。”とは、心屋認定講師のみっちゃんさんのお言葉。  お子さんをお持ちの親御さんたち…

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まだらー('ー')/~~

 班目幸寛(まだらめゆきひろ) フェイスブック ページへ  友達申請を是非♪  1978年生まれの宮城県出身。  元々は建築科、専門学校卒業後、建築関連の仕事に就いたがが、当人がADHDの気があり(白に近いグレー)、その時の苦労を元にカウンセラーのキャリアをスタート。  カウンセリングのメインは発達障害のカウンセリングだったが、カウンセリングを行うにつれ幅が広がり『分かっているのにできない、やめれない事』等、不倫の恋、経営者の意思決定なども行う。(相談案内へ)  趣味はバイク・自転車・アウトドア・ミリタリーグッズ収集・国内外旅行でリスクティカー。 『昨日よりも若くて、スマート』が日々の目標。  愛読書はV,Eフランクル 放送大学 心理と教養卒業 / 臨床心理プログラム 大学院 選科履修

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