特にビックリなのは、同日の東京新聞朝刊だ。国際面と解説面(ともに全5段)と証券面(全7段)に載る広告欄「TOKTOK」は、ほぼすべてがSMAPに対するファンからのメッセージで埋めつくされた。<SMAP大好き!! 大どんでん返し待ってます><5人の笑顔が大好き! 5人を守りましょう>など、どれもグループ解散阻止の願いが込められたものばかりだ。
グループ結成25周年となる今年9月9日にもみられたこの珍現象。11月1日はSMAPの何かの記念日というわけではないが、9月下旬からこうした広告の“第2弾”を出そうという動きが拡散し、さまざまな経緯を経て実施日が決まっていた。それだけにネット上には<温かくて、泣けてくる><5人とファンはいつまでも前に!>など、広告が無事掲載されたことに対する安堵と歓喜の声が相次いでいる。
■東京新聞には208本もの広告が
広告の文言についてのルールは、ファン有志が事前に新聞各社に確認してまとめられ、それがツイッター上に拡散した。それらのツイートを見ると、<「解散」という言葉はNGだって><メンバーのフルネームは出しちゃダメって言われた>など、新聞各社からの回答を報告する内容が多い。…