なんかもやっています。
開設当初はADHD(注意欠如多動性障害)とアスペルガー(高機能自閉症)のる広汎性発達障害(PDD)のみでしたが、自身、随分成長したなぁと、自画自賛中 笑
ここ1年くらい、アスペルガー傾向の方が来ていまして。
(職場での人間関係、コミュニケーションが取れないという主訴で来所)
そのクライアントさんは自身を受け入れ、新しい道を選択悩みから開放、私、まだらーから卒業しました。
これからは、よりよく生きて欲しいです。
以下引用
回避依存症
「回避依存症」って言葉を聞いたことがありますか?
対比される言葉に「恋愛依存症」があります。
相手に依存しすぎてしまう恋愛依存症に対して、回避依存症というのは、他者との関わりを極度に拒んでしまう方を言います。
近年、男女問わず増加傾向にあると言われています。「回避依存症」の主な特徴としては次のとおり。
・必要以上に親密になることがイヤ
・人の感情に触れることや自分の感情を知られることが苦手
・要求されたり縛られると逃げたくなる
・物理的にも人と一定の距離を置きたがる
・クールでドライな印象を人に与える
・ひきこもり傾向がある
・同姓より異性との関わりを求める
「回避依存症」の人は、恋人から求められたり、心を開かれることを喜びとは受け止めません。
うっとおしく、面倒で重たく感じてしまうため、そこから逃げたくなってしまいます。
その為、敢えて「別れ」を選択してしまうのです。
その「別れ」を選択するにも別れ話を話し合うことすら億劫になってしまうため、簡単な既成事実である「浮気」をして、それを理由に別れるケースが多々あります。
また、「回避依存症」の方にとっては、浮気は気が楽なのです。
「浮気」のラインで留まれる関係が成り立てば、一回限りの関係やお互いに深入りない関係が持てます。
もっと解りやすい例をあげると、好きな人が出来て、猛烈にアタックして告白し、恋が実って両思いの恋人になった途端に相手に対する恋愛感情が消えてしまう。
手に入った瞬間から、相手から逃げたくなる。
多くの女性と関係を持ち、それなりにモテる。しかし決して結婚という枠にはまりたがらない男性やバリバリ仕事に燃えていて恋愛より仕事を最優先させる方に「回避依存症」は多いと言われています。
彼等は女性に本当の自分を見せることがなく、心を開くことが苦手です。
実はこの「回避依存症」というのは、どんな方の中にも存在しています。
依存症が強く出るか、弱く出るかの違いはありますが、誰もが持ち合わせているものです。
ただ、極度に強く現れると、対人関係や恋愛関係に支障が出ます。
「回避依存症」の原因は、生まれ育った環境によると言われています。
回避依存症の原因
・親から無償の愛を受けているという「愛されている実感」がないまま育った
・育児放棄(掃除・洗濯・食事などの身の回りのことも含む世話)
・虐待
・両親が仲悪い(喧嘩ばかりしている)
・命令や支配的に育てられた
・親の都合に振り回される
・親からの過度な干渉を受けていた(溺愛)
・親自身が他者や子供に対して偏った愛し方をしている
「回避依存症」の方は、他者との関わりを必要としていないような振る舞いをしますが、実は心の底では他者との関わりを強く求めています。
しかし、求める気持ちより「失う怖さ」恐怖心が勝ってしまっているのです。
必要以上に親密になりたくない。
でも、多くの人から好かれたい。
矛盾した気持ちが恋愛関係を希薄にし、浮気という行動に走らせることができます。
「回避依存症」の方が浮気をした場合、非常に厄介です。
浮気事態に対する罪悪感がそもそも少ない傾向にあるからです。
ここで、浮気を問い詰めたり、責め立てると開き直って別れを切り出されることもあります。
「回避依存症」の方とお付き合いされている方は、長期的に「あなたを愛している」ということをゆっくりと示し続けるしかありません。
追わない、責めない、束縛しない。
これはある意味、回避依存症本人より交際相手の方が忍耐と努力が必要なのかもしれません。
もし、あなたが「回避依存症」傾向にあると感じるなら、意識的に人との距離を縮めてみる。人に自分の本性を見せてみることです。
そして、恋人や夫にこの傾向が見られるのであれば、今一度「本当にこの人を愛し続けるだけの気持ちがあるか」を自分に問うのです。
その位、時間も覚悟も必要な「回避依存症」かもしれません。