米マクドナルドの新メニュー、成功と失敗の歴史
今回は「クオーターパウンダー」に生鮮牛肉を使用へ
米マクドナルドは30日、ハンバーガー「クオーターパウンダー」に生鮮牛肉を使い始めると発表した(これまでは冷凍肉を使用)。同社は顧客の好みの移り変わりに合わせ、過去にもメニューの変更を実施している。以下に主なヒット作と失敗メニューをまとめた。
1948:マクドナルドの一号店が開店。当初メニューには9品目しかなく、15セントのハンバーガーが主力商品だった。
1949:ポテトチップをフライドポテトに変更。
1963:「フィレオフィッシュ」を発表。白身魚をサンドイッチに使う案はオハイオ州シンシナティのフランチャイジー(営業権を与えられた加盟店企業)によるもの。ローマカトリック教徒が多い地元コミュニティーでは肉食を避ける習慣もあったため、店舗の売り上げを増やすことが目的だった。
1968:ペンシルベニア州ピッツバーグのフランチャイジーが考案した「ビッグマック」を全米で展開。
McDonald’s Big Mac: A Short History
1973:「クオーターパウンダー」と「クオーターパウンダー・チーズ」がメニューに追加される。
1975:「エッグマックマフィン」が全国メニューに登場。ハンバーガーのように手で食べることが可能な朝食を目指し、カリフォルニア州のフランチャイジーが開発した。
1979:「ハッピーミール」(ハッピーセット)が子供向けの商品として登場。第1弾のテーマはサーカスのワゴンだった。
1981:「マックリブ」をメニューに追加。骨なしの豚肉パティで作られた商品は今も提供されているが、全店舗で同時に販売されたことはほとんどない。
1983:「チキンマックナゲット」が全米で発売される。
1984:「マックDLT」が登場。二つに分かれたスタイロフォーム製の容器を使い、トマトやレタスは冷えたまま、パティは熱々の状態で提供するのが売りだった。しかし容器が環境保護にふさわしくないとして一部団体から批判の声が上がった。
1987:メニューにサラダを追加。
1991:健康志向の強い顧客向けの商品、「マック・リーン・デラックス」がデビュー。パティの脂肪分は水と海藻から抽出されたカラギーナンという物質で代用されたが、商品は売れず。
1996:「アーチ・デラックス」が登場。大人向けの商品として投入されたものの比較的高い価格設定もあり大失敗に終わる。
1997:鶏肉を使ったサンドイッチ商品が米国内のメニューに追加される。
2001:「ビッグ・ン・テイスティ」発売。 バーガーキングの「ワッパー」に対抗する商品として売り出されたものの、売り上げは伸びず。
2006:メキシコ風ソフトトルティーヤで具を包んだ「スナックラップ(マックラップ)」がメニューに登場。
2009:3分の1ポンド(約150グラム)のアンガス牛パティを使用したハンバーガー商品を複数発売。しかし顧客は4ドルから5ドルの価格設定が高すぎると判断。
2015:高級食材を使ったサーロイン・バーガーがメニューに加わる。「ハンバーグラー」を起用した広告がソーシャルメディア上で「不気味」だと不評。5ドルの価格設定もあり、期待したほど商品は売れず。
2015:エッグマックマフィンに使われている液状マーガリンをバターに変更したところ、商品の販売数が2桁の成長率を記録する。
2015:顧客からの要望に応じる形で、一部の朝食メニューを朝の時間帯以外でも提供開始。売り上げは数四半期の間上昇した。
2016:チキンマックナゲットに使われていた人工保存料の利用を取りやめ。特定の抗生物質を利用して育てられた鶏肉の使用も減らす方針に。
2017:これまで冷凍肉が使われていたクオーターパウダーのパティを生鮮肉に切り替えると発表。変更は2018年半ばまでに全米の主要店舗で行われる予定だ。マクドナルドは1970年代から冷凍肉を使ってきた。
引用元
http://jp.wsj.com/articles/SB11885338817628184768404583055683968979780?reflink=line
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