なんだか毎日ヘトヘト。本当はいろいろ趣味にも精を出したいのに、たまの休日はそれどころではなく寝てばかり。そんなあなたは、ひょっとしたら自分の中のエネルギーを無駄遣いしてしまっているかもしれません。
ベストセラー作家であり、心理療法士のAmy Morinさんは「Inc.」の記事で、そんなエネルギーが足りなくなってしまう人への処方箋を書いています。あなたのパワーはあなたのもの。他人のために使うのではなく、しっかり自分のために使いましょう。
01.
文句や愚痴に
エネルギーを使わない
文句と問題解決の間には、深い溝があることに気づきましょう。友人、家族、同僚に向かって愚痴を言えば言うほど、解決は遠ざかっていくことに…。
文句を言うことは、自分のエネルギーを無駄にしてしまうだけではなく、周囲に「自分にはこの問題を解決する能力がありません」と言っているようなものなのです。
02.
自分の感情を
他人のせいにしない
上司のせいでイライラするとか、姑が腹立たしいとか、自分の感情を他人のせいにするのはやめましょう。
自分の持った感情は、すべてあなた自身が引き起こしたものです。心の動きに責任を持ってしっかりとコントロールすれば、感情に振り回されることもなくなります。
03.
嫌なことには
無理に付き合わない
考えをしっかり伝えずに、やりたくないことに嫌々付き合っていると、自分の中のエネルギーはどんどんすり減っていきます。
時間を無駄にさせられた、無理やりやらされた、と憤るのではなく、なぜそういった状況に陥ってしまったのかを冷静に考えましょう。適度に他人から距離を置くことは、お互いに快適な人間関係を築く上では重要なことなのです。
04.
傷つけられても
根に持たない
傷つけられた相手を恨んでも、その感情が相手に罰を与えてくれることはありません。そういったネガティブな気持ちを抱え続けることは、自分をさらに傷つけるだけです。貴重な時間をそんなことに使うのはやめて、許すことを覚えましょう。
人を許すというのは、相手に何かを伝えることではありません。自分の中の怒りを解放することなのです。
05.
自分の価値を
ちゃんと知る
自分の価値がわからないというのは、まるでどこに辿り着くかもわからないクルマの後部座席に乗っているような状態です。
自分の人生なのですから、自分でハンドルを握るベきです。どんな価値があって、何を大切に思うのか。きちんと見つめるようにしましょう。
06.
考えても仕方がないことは
考えるのをやめる
仕事で失敗した夜「どうしてあんなことをしてしまったんだろう…」とくよくよ悩んで過ごしたことはありませんか?
時計の針を戻すことは誰にもできません。自分がどんなことに考えを巡らせるのかをきちんとコントロールしましょう。本当に悩む価値のあるものだけに、その貴重な頭脳を使うべきです。
07.
自分が被害者かのような
言い訳はしない
「毎月残業が60時間もあるんだよ」とか「言われた通りにするしかなかったんだ」というような言い訳をするのは、もうやめましょう。
あなたは、不運な状況に陥った悲劇の主役ではありません。どんな出来事も、あなたの行動の結果、辿り着いたこと。思い込みを排して冷静にあたりを見回せば、いくらだって選択肢はあるはずです。
08.
審査員は
いつも自分自身
他人から認められることで自分の評価を決めているのであれば、それは大きな問題。相手を喜ばせるためだけに、媚びていくようになってしまいがちだからです。
すべての人に好かれることはできませんし、あなたの生き方を否定する人がいたって構いません。人はそれぞれ違うのです。人の意見は、参考になるところがあったら取り入れるのもいいでしょう。最終的に決めるのは自分なのですから。
09.
周りに合わせすぎて
自分を見失わない
自分に自信が持てず不安だと、ついつい周りと同じことをしようとしてしまいます。でも周りに合わせてばかりいると、自分が本当はどんな人間なのか、だんだんわからなくなることも…。
他人と足並みを揃えることをやめて、もっと自分を信じてみましょう。人と違う部分こそが、あなたらしさなのです。