たまたま、古本屋で立読みして発見!!
この、荒廃した世界観が好きです。
このマンガはガンアクションモノでとある日本人が昔でいう海賊に拉致され、次第に仲間になっていくストーリーです。
まず、感じたのがこの作品にはある種ノリのようなものがあって、それに乗っかる形でストーリーが進行していきます。
そのノリに合わせてスラングが飛び交い、銃声が響き渡り、ブラックラグーンの世界観が成り立っていると思いました。
で、私はもっとスタイリッシュでハードボイルドな感じのマンガだと思ってましたが、
意味もなく銃を撃ちまくって悦に入り、登場人物の(ちょいダサな)セリフまわしもカッコ良くもなく何か中途半端な感じは否めない。
たぶんこのノリに乗れれば「論理もへったくれもねぇーぜ!」的いきおいで楽しめると思うのだけど
自分は乗れなかった。
ただ意外にも面白かったのは巻末のおまけマンガ。ダッチの姿に二重の意味で唖然とした。