部下に嫌われる上司が取る10の行動 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

部下に嫌われる上司が取る10の行動
02.02 12:00Forbes JAPAN

新年を迎え、皆さんは職場や色々な場面で、今年は何を変えたいか考えていることだろう。もし部下を持つ立場にあるなら「今年はどうしたら去年より良い上司になれるか」を考える良い機会だ。

部下の立場に立って考えてみよう。部下はあなたに今年、どんなことを改善してほしいと言うだろうか? 以下に、部下をいら立たせる上司の言動を10つ挙げる。

1. 部下に仕事を任せたことを忘れ、他の人に同じ仕事を頼む

こんな間違いをされては、いら立たしさも倍増だ。始めに頼まれた部下の時間と労力が無駄になるばかりか、頼み事を忘れることで、部下に「君のことはどうでもいい」というメッセージが伝わってしまう。

メモをしなければ部下それぞれに何を伝えたか覚えられないのなら、しっかりメモをとること。万一こんな失敗をした場合は、きちんと謝り、二度と同じ過ちを繰り返さないような方法を考えること。

2. 人前で部下を批判する

これは、上司が行う最もひどい行為の一つだ。上司は「ジョアンの問題について、サリーにも知らせる必要があった。サリーには、ジョアンが経理システムについて学ぶのを助けてもらう必要があるから」などと言うかもしれないが、そんなのはばかげている。もしサリーにジョアンを補助してほしいなら、単にそう頼めばいい。ジョアンの欠点とされるものを声高に言いふらす必要はない。

3. 部下の努力を無視し、ささいなミスを指摘する

自分の部署を苦境から救うために部下を3日連続で遅くまで働かせておいて、翌日の発表資料のスライドの順番が間違っていたことに目くじらを立てないこと。部下のミスで恥をかかされたとしても、それは自分が部下に過度の要求をしていたということ。部下のミスではなく、自分のミスだ。

4. 部下に必要な情報を与えない

部下は全体像を知らない方がよいと考える上司もいるが、ほとんどの部下はその考えに同意しないだろう。もし不必要な情報ばかりで困る場合は、部下の方から上司にそう伝えればよい。もし部下が全体像(プロジェクトが重要な理由、他に誰が関わっているかなど)を知りたがっているなら、十分に情報を伝えること。

5. 高尚な言葉が口先だけで終わる

チームワーク、ビジョン、コラボレーション、新たなアイデアといった崇高なことを口にしたと思えば、週の終わりには、週間目標や数字に怖気づき、崇高な言葉はすべてどこかへ消えてしまう

新しいことへの取り組みはもちろん、短期的には数字に悪影響をもたらすが、上司がそれを支援しない限り、従業員はイノベーションやコラボレーション、現状の「破壊」などを実現できない。

6. いざという時に部下を守らない

「私は皆をサポートする」と言いつつ、会社のくだらない制度や役員の命令を前にすると怖気づき、従業員を守ろうとせずに「例外は認められない」「私が決めたことではない」などと息巻く。

他人が立てた計画を実行するだけの人は、リーダーとは呼べないし、大人であるとも言えない。いざという時には、きちんと声をあげること。

7. 部下の問題を本人ではなく人事に伝える

部下の問題(例えば、いつも10分遅れて出社する部下など)についてやきもきしているのにもかかわらず、それを本人に直接言わずに人事に伝える。これは弱虫がやることだ。

部下は、上司が自分に満足していないのであれば、それを知りたいと思うものだ。勇気を持って部下と直接話すこと。あなたも、自分の上司には同じことをしてほしいはずだ。

8. 部下の休暇申請の承認を何度リマインドされても忘れる

部下が休暇の予定も立てられない状態にしておいて、どうして部下はあなたが定めた目標を気にかけようと思えるだろう?

9. 部下の厚意につけ込む

わざわざ午後4時半になるのを待って、「残業してこの報告書を仕上げること」と命じる。自分は早く帰宅するにもかかわらず、部下には遅くまで働かせる。

「このプロジェクトを週末までに終わらせなくてはならない。皆のために!」などと言って部下に罪悪感を抱かせようとするが、そんなのはでたらめだ。

実際には自分のために部下に仕事をやらせていることを知っているくせに、「皆のためにやってほしい」などと言うダメ上司にはならないように。

10.「ありがとう」を言わない

もし本当に相手に感謝しているなら、1日に40回「ありがとう」と言ってもいい。感謝するのをもうやめてほしいと部下が思うなら、そうあなたに伝えるだろう。

以上、もし一つでも身に覚えがあれば、今こそより注意を払い、リーダーシップを高めていくのに最適な時だ。

引用元

https://forbesjapan.com/articles/detail/19588

まだらー('ー')/~~

 班目幸寛(まだらめゆきひろ) フェイスブック ページへ  友達申請を是非♪  1978年生まれの宮城県出身。  元々は建築科、専門学校卒業後、建築関連の仕事に就いたがが、当人がADHDの気があり(白に近いグレー)、その時の苦労を元にカウンセラーのキャリアをスタート。  カウンセリングのメインは発達障害のカウンセリングだったが、カウンセリングを行うにつれ幅が広がり『分かっているのにできない、やめれない事』等、不倫の恋、経営者の意思決定なども行う。(相談案内へ)  趣味はバイク・自転車・アウトドア・ミリタリーグッズ収集・国内外旅行でリスクティカー。 『昨日よりも若くて、スマート』が日々の目標。  愛読書はV,Eフランクル 放送大学 心理と教養卒業 / 臨床心理プログラム 大学院 選科履修

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