1月27日は国際ホロコースト記念日と定められており、世界中で二度とそのような差別や偏見に基づいた犠牲者を出さないための啓発が推奨されています。このような中、市民の人権擁護の会(CCHR)日本支部は国際ホロコースト記念日によせて1月31日(水)、新宿(場所:サイエントロジー東京)にて子供たちに対して科学的な根拠なく診断され、近年急増加している「発達障害」とは何なのかについて、専門家らを招き啓発イベントを開催しました。
ドイツ精神医学神経学会(DGPPN)は正式に2010年、ホロコーストにおける犠牲は精神科医たちが関与していたことを認め謝罪もしました。あのホロコーストの犠牲を生んだ最たる原因に、根拠なく差別を助長する精神医学や優性思想が関わっていたことが明らかになっています。
そして、これらは過去の事件として今のことではないと考えられるかもしれませんが、日本や世界中で今でも実践されていることだとしても過言ではありません。それは、現代の子どもたちに対するホロコーストとも言える、発達障害の過剰な診断とその治療の問題です。
連日の報道で「発達障害」という言葉を耳にしない日はありません。発達障害の診断は激増し、発達障害の一種であるADHDの治療薬売り上げは7年で40倍に膨れ、0~4歳児にまで処方される向精神薬の投与が広がっています。
しかしながら、児童精神科医の第一人者は「科学的な根拠のある診断ができていない」と告白し、発達障害の診断基準を作成した責任者自身が「一般的な個性であって病気と見なすべきではない子どもたちが、やたらに過剰診断され、過剰な薬物治療を受けている」と警鐘を鳴らしています。にもかかわらず、伝染病のごとく発達障害が広がり、子どもたちの未来を奪っています。
この日は約40名近くの参加者が来場。発達障害や精神疾患と診断され、大量の向精神薬を服用させられていた子どもたちを100人以上助けてきた栄養士である、国光美佳さんの話に多くの方がメモをしながら真剣に聞き入りました。
「あのまま薬を飲んでいたら私自殺していたと思います」と思春期の高校生女子のメールなどを紹介。今は国光さんの勧める栄養療法に従って回復し、薬なしに生活をすることができるようになった彼女は自分のように助けられる人がいるのだと栄養の大切さを身に染みて、将来管理栄養士になろうと決断したとしました。
他にも、教育によって多くの「学習障害」と診断された子どもたちを勉強の技術によって結果を出している福嶋和幸氏、市民の人権擁護の会日本支部長からも講演がなされました。根拠の無い診断・治療によって子どもたちの未来が不当に奪われていませんか?未来を守るために必要な情報を学びたい方々のために、今後も講演会など開催していきます。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
※国光美佳(くにみつ みか)
子どもの心と健康を守る会代表。著書『食べなきゃ、危険!―食卓はミネラル不足』『食事でかかる新型栄養失調』(三五館)にて発達障害児、低体温児のミネラル補給による改善例を執筆。月刊誌「食品と暮らしの安全」にて食事の見直しによる発達障害、ダウン症、うつ症状など改善事例を連載。市民の人権擁護の会は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療の人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によってアメリカ・ロサンゼルスに創設されました。
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、市民の人権擁護の会を応援しています。
引用元
コンパス
心理士カウンセリング相談事務所
★★宮城県仙台市★★