貧困問題をかかえる知的障害者の支援について・ご意見を募集しています
- 投稿者:番組ディレクター
- カテゴリ:シリーズ・貧困拡大社会
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こんにちは。番組担当ディレクターです。
私は今回、「居場所を失った『軽度知的障害』の女性たち」について
取材をしています。(12月10日放送予定)
「軽度知的障害」というとピンとこない方もいるかもしれませんが・・・
実は、みなさんの身近にいらっしゃる存在です。
全国に200万人いるといわれる知的障害者のうち、
福祉サービスにつながっているのはわずか4分の1余の55万人。
「一見わかりづらい」軽度知的障害の方の多くは
見過ごされていると考えられています。
そういった方は、就職や社会に出る場面で挫折を経験することが多く、
そこに貧困や家族関係の問題などが重なると、孤立し、
住む場所さえ失ってしまう・・・、という状態に陥りやすいのが現状です。そうした方々は、どうやって生きていらっしゃるのでしょうか・・・?
取材を始めると、生きていくためのギリギリの選択として、
性産業に居場所を確保している女性や、
野宿の危険から身を守るため男性宅を転々としているという
女性たちと出会いました。
男性と比べて路上生活などを行う危険性が高いため、
誰かに関わって生きているのです。
しかし障害ゆえにお金を騙し取られたり、
暴力の被害に遭っている方が少なくなく、
女性はより弱い立場に追い込まれやすいという実態が見えてきました。
その方たちが共通して語ってくださったのが、
「本当は普通に働きたかったけど、仕事がわからず失敗ばかりだった。
サポートしてくれる人もいなかった。」という経験談でした。
このことは、ご本人だけの問題ではないように感じます。
☆☆☆そこで、ぜひみなさんの「声」をお聞きしたいと思っています☆☆☆
「知的障害者のご家族」や「特別支援教育に携わる先生」、
「支援されている福祉関係者」など、
軽度知的障害のある方に関わるみなさんに、
日ごろ感じておられる「支援の難しさ」や「サポート体制の課題」について
ご意見・体験談をお寄せいただけたらと思っています。
(例)就労定着のむずかしさ、地域生活を送るむずかしさ、
こんな支援の仕組みがあったらいい・・・など
ご意見はこちらのメールフォームにお寄せください。
※「シリーズ 貧困拡大社会」を選んでください。
番組では女性が中心の取材になりますが、
体験談は男女問いません。
また、専門家以外の方でもご意見がありましたら、
自由にお寄せください。
みなさんのご意見をもとに
今後の支援のあり方を考えたいと思っていますので、
「生」の声をお待ちしています。
<放送予定>
2013年12月10日(火曜) 再放送12月17日(火曜)
『見えない世界に生きる―知的障害の女性たち―』
(クリックして放送内容のページへ)引用元
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班目幸寛(まだらー)
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