緘黙症(かんもくしょう)とは
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口がきけない状態です。けれども、下記の場合は緘黙症(かんもくしょう)とは呼びません。
・耳が聞こえないため言葉を覚えることができず話せない
・舌や顎、歯などの器官の機能的問題のため話すことができない
・性格が内気であるため話せない
・極端な人見知りである
・人と関わりたくない、喋りたくなくて言葉が出ない
・生まれたときから監禁されるなど、人の言葉を聞く機会が奪われて話すことができない
緘黙症は本人に話したい意思があっても話せない状態です。
不安や恐怖などが原因となっている“情緒障害や精神疾患”として位置づけられます。
自閉症の場合は言葉が遅れますが自閉症のことを緘黙症とは呼びません。ただし、自閉症などの発達障害の子が二次的な障害として緘黙症を併発することはあります。
緘黙症にみられる2つの種類
(1)全緘黙症
家庭でも家でも話すことができない
(2)選択性緘黙症(“場面緘黙症”と呼ぶ場合もある)
特定の場所、例えば幼稚園、保育園では一切喋らないけれど家庭ではよく喋る
たいていは“選択性緘黙症(せんたくせいかんもくしょう)”で、集団生活が始まる幼稚園入園を機に周りが気づくことが多いです。声だけでなく、笑顔がなくなったり身体の動作が止まったりする症状で表れる場合もあります。
本人を追い込むから「やってはならないNG対応」
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本人は喋りたくても話せない状態です。
それなのに
「どうして話せないの?」
「少しでも勇気を出して話してみなさい」
と家族が詰め寄ったり、強制的に話す訓練をすると本人はますます追い込まれてしまいます。
また、幼稚園や学校で話せないことをからかわれたり苛められたりすると、更に話すことに対して不安感を覚えたり、人が集まるところを避けたり、対人恐怖症や引きこもりなど二次的な問題に発展してしまうリスクがあります。
ですから、無理に話させようとしてはいけません。
「話さなくてもいいんだよ」と家族は対応するのです。
出来るだけ精神を安定させてリラックスできるような環境を準備しましょう。
話すことができなくても指差しや筆談や表情、身振り手振りなどのジェスチャーなどを通してコミュニケーションをとることができますので、本人が出来る方法に寄り添ってやりましょう。
緘黙症は情緒障害として位置づけられているので、小学校で支援学級や通級制度(通常学級に籍を置きながら別の授業を受ける)などの特別支援教育を受けることも可能です。
子どもが過ごしやすい環境で学習できるようにママは幼稚園、保育園入園、小学校入学に向けて準備しましょうね。
もし、心配であれば住まいのある自治体に連絡し、相談する場所を紹介してもらいましょう。また、直接小児の精神疾患を専門に扱うクリニックや大学病院を受診しましょう。
引用元
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Exclusive Counselling & Consulting service
コンパス心理士 カウンセリング相談事務所
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班目幸寛(まだらー)
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