2017年は汚部屋から卒業!! 片付けが苦手な人でもできる「散らからない部屋」の作り方
捨てられない、時間がない、ずぼら…。そんな人でも1日でできる「散らからない部屋」の作り方を紹介した、『「モノを正しい場所に置く」だけで部屋は自然とキレイになる』。
同書は従来の片づけ本とは違い、「捨てること」「上手に収納すること」を目指さない。心地よい「ものの量」は人によって違い、うまく片づけようとしてもだんだん雑になって、結果として元の散らかった部屋に戻ってしまうから。
同書が目指す「キレイな家」はとってもシンプル。まずは、使いたいときに、使いたいものがすぐ近くにあること。そして、何かをしようと思ったときに、十分なスペースがちゃんと確保されていること。それが「モノが正しい場所に置かれた」状態だ。
片づけを通して、「家に住む人がより快適に心地よく暮らせる」ことを勧める同書は、その目標を達成するために3つのリストを掲載している。
1.よく使う日用品の置き場所大図鑑
モノの正しい置き場所を見つけやすくするために、誰の家にもある50の品々のGOODな置き場所、BADな置き場所を一覧にしている。時間がないときには、この一覧を見てモノの位置を変えるだけで、毎日がちょっと快適になる。2.“本当に必要な”モノの個数リスト
家が散らかる原因に、「ストックが多すぎて、本来しまいたいモノをしまうべき場所に入れられない」ということがある。同書では、暮らす上でちょうどいいストックの数を分析し、まとめている。一人暮らしでも、家族住まいでも対応できるリストだ。3.コピーして何度でも使える♪ モノの置き場所シート
それぞれの人が、自分の暮らしにあった場所にモノを置くための「自分にちょうどいいモノの置き場所」を見つけるためのシート。第4章のメソッドの手順で埋めていくと、どんなにモノの多い家でも、「モノの正しい置き場所」が見つかる。それに従ってモノの引っ越しをすれば、もう二度と散らからない快適な家ができあがるはず。
その他にも、「掃除の前にモノをどかさなくていい」方法や、苦労が半減するお風呂掃除など、ちょっとした工夫で部屋がキレイに保てる画期的な片づけ方法が紹介されている。
佐和田久美(さわだ・くみ)
現在は、ハウスクリーニング会社「ワンズコピー」代表。これまで多くの家を「散らかり知らず」にしてきた、掃除と片づけのプロ。元「汚部屋の住人」。長男の出産をきっかけに、片づけに目覚め、ずぼらでもできる片づけの方法を編み出す。
『「モノを正しい場所に置く」だけで部屋は自然とキレイになる』(佐和田久美/文響社) ※掲載内容は変更になる場合があります。
引用元