返報性の
キリスト教の求(もと)めよさらば与えられんと通じるものを感じます。
求(もと)めよさらば与えられん
《新約聖書「マタイ伝」から》「神に祈り求めなさい。そうすれば神は正しい信仰を与えてくださるだろう」の意。転じて、物事を成就するためには、与えられるのを待つのではなく、みずから進んで求める姿勢が大事だということ。
このような話があります。
ある団体が寄付を集める際、通行人におもむろにバラの花を差し出すそうです。
すると、バラの花を差し出された相手はつい受け取ってしまいます。
そこですかさず寄付をお願いすると、ほとんどの人が寄付をしてしまうというのです。
差し出されたバラの花なのですが、なんと寄付をしたほとんどの人は、そのバラの花を道端やゴミ箱に捨てていってしまうそうです。
別に特別欲しかったものではないのですから、捨ててしまうというのも分かるのですが、驚くべきは「つい募金をした」という人の心理です。
何かを与えられたら、何かを返したくなるのが人間というものです。
逆にいえば、相手に求めてばかりいても応じてくれないということですね。
与えることで、与えられるということでしょう。
求めすぎて、与えることを忘れてはいませんか?
今日は引用ばかりですいません・・・ 謝
返報性の原理
返報性の原理(へんぽうせいのげんり)は、人間の持つ心理のひとつ。
概要
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。
至近な例では、試食がある。試食は本来は、無料で食品を提供し、その味を客が確かめ、購買に値すると判断した場合に買ってもらうプロモーション戦略のひとつであるが、客は店員から直接食品を手渡されることによって、その味いかんにかかわらず商品を買わなければいけないという気持ちになることが多い。但し、客が求めていない状況で積極的に試食や購入を促す場合は、「返報性の原理」よりは「一貫性の原理」が強く働くことになる[1]。また、高額商品を勧めて断られた後に、低額商品を勧めると客は断りにくくなる心理が生ずる。これは、高額商品を売ることを諦めて低額商品に切り替えるという相手の譲歩に対して、こちらも譲歩しなければという心理が働く、返報性の原理による。この心理を応用した交渉術を「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」(譲歩的依頼法)と呼ぶこともある[2][3]。
こうした心理は、詐欺師やヤクザ、催眠商法にもしばしば利用される。
wikiより引用