夫に死んでほしい妻たちの「だんなデスノート」が恐ろしい(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社

「だんなデスノート」

夫に死んでほしい妻たちの「だんなデスノート」が恐ろしい

09.03 20:50現代ビジネス

夫の不貞を非難する。そこには、まだ愛してほしい、という気持ちがあるのかもしれない。本当に恐いのは、「夫の死」を願う妻。閲覧注意のネット掲示板には戦慄する妻たちのホンネが溢れていた。

死体で帰って来い!

〈毎日、警察からの電話を楽しみにしてるんだから。死ねーーーーーーーーーーーーーー!死体で帰って来い!赤飯炊いてやるから!今日こそ帰って来るな!〉(以下〈〉はすべて原文ママ)

この台詞は、「このハゲーーーー!」の豊田真由子議員によるものでも、夫・船越英一郎の不貞を暴露した松居一代のものでもない。一般家庭の女性がインターネット上の投稿サイト「だんな デスノート」に書き込んだものである。

連日報じられる船越・松居夫妻のドロ沼騒動のなかで、この投稿サイトがにわかに注目されている。モラハラや浮気、容姿の劣化といった夫への不満をウェブ上でぶちまける、妻たちのオアシス。

そこでは、「松居一代さんに共感します」「松居さんも傷ついたのでしょう」「船越さんとうちの屑旦那との共通点もあります」などと松居を支持するコメントが多数寄せられている。

このサイトの目的は「旦那に死んでほしい」という願いを書くこと。一日のアクセス数は20万件に上り、夫への罵詈雑言が連なる。

〈わたしの人生最大の喜びはアイツの無様な屍を前に大笑いしながら家族とハイタッチする事です〉

〈同じ墓に入るのも嫌だわ!お前が先に死んだら死後離婚して、お前の身内全てと縁をきってやる。さぁ早く死ね!〉

〈朝起きたらクソヤロウが冷たく死んでますように〉

サイトの管理人を務める「死神」こと牧田幸一朗氏は語る。

「僕自身、母親から父親の悪口を聞かされて育ちました。その経験がトラウマになり、人間関係が上手くいかない時期もありました。今思えば、母親が父親の悪口を言うのは、日頃ストレスが溜まっていて、積もり積もって爆発していたのだろうな、と。

ならばネット上で吐き出せる場があってもいいのではと、このサイトを立ち上げたんです」

その狙いは妻たちに支持され、現在、会員数は1万人を突破。ありとあらゆる夫に死んでほしいワケが綴られているが、大別すると以下のようになる。

ATMとしか見てない

ケース①家事をしない夫への不満

仕事を理由に妻に家事を一任している男性に多いケース。下手に「手伝う」と申し出て、「煩わせるな」とますます怒りを増幅させる場合もある。

〈ダメ夫にも家事をさせたいのでゴミ捨ての担当にしている。雨降りの朝、ゴミ捨て面倒だからと、玄関外にゴミを置いて仕事に行ってた。おいおい、お前何やってんだ!夏の暑い時期にゴミ置きっぱなし、しかも玄関先に〉

〈どーしてバスルームに洗濯物干してんのにそのままシャワー浴びるわけ??かなりキツく注意したけど何で同じこと2回も繰り返すの????そりゃアナタはデブだから早くシャワーで汗流したかったんでしょうけど……〉

ケース②金銭面の不満

借金はもちろん、生活費、日々の小遣いトラブルまで大小さまざま。「夫が退職金を渡さない」と妻と娘二人に殺された事件が脳裏をよぎる。

〈借金まみれの結婚生活、働かないお前のせいだろ!!かえせないなら腎臓売って返済する位の覚悟しろ!!〉

ケース③性への不満

ネット掲示板という匿名性が気を大きくさせるのか、あけすけな性の不満が特に多い。

〈エッチしても入れても入れなくても分からないような小さな粗末なモノも退化していくだろう。みこすり半とはお前のことだよ。テクニックも何もない小学生以下のエッチのくせに、一丁前に要求してくる〉

〈性欲が強すぎる旦那が気持ち悪い。触られるのは絶対嫌だから嫌々風俗のように相手をする。一度射精しても30分後にはすぐ、勃つ。また相手をしなければいけない。ひどいときは、連続3回も。暇さえあれば裸を見せろと強要してくる〉

〈てめぇの女房いい女房だろ?いつもニコニコ、美味しいご飯作って家の中も綺麗にして家事も完璧だろーよ?てめぇの変態風俗通いもぜーんぶ知ってるよ!何で何も言わないかって?てめぇの事ATMとしか見てねぇからな〉

こうした身の毛のよだつ叫びは、氷山の一角に過ぎない。なぜ彼女たちはネット掲示板を選び、書き殴り続けるのか。作家の水野スミレ氏は言う。

「女子会のガールズトークでは、さすがにここまでは言えません。夫をこれほど罵倒していると、そんな夫を持っている自分が惨めに思えて、自らのプライドが傷ついてしまうんです。匿名を担保されたネットならではの言説ですね。

でも実際は、デスノートの投稿には共感できるものも多い。『夫に死んでほしい』という感情を妻たちは当たり前にもっていますから。

実体験ですが、ママ友同士で公園に集まっておしゃべりしていると、綺麗な奥さんが『うちの旦那、出張で東京へ行っているの』。

周りが『いいね、お土産買ってきてくれるかな』と返すと、彼女は青空を見上げて微笑みながら『飛行機が墜ちてくれないかしら』とつぶやいた。

それを受けて、みんな『あはは』と共感の笑いが起きました」

極めて日常的に「夫に死んでほしい」と願う妻たち。それほどならば、離婚してしまえば良いのでは、と思うが……。

前出の牧田氏は言う。

「独身時代より生活水準は上がっていますから、その水準を手放せない。子供もいれば、なおさらでしょう。

さらに、夫がごねれば手続き上の手間もかかる。夫が死んでくれれば、未亡人として死亡保険金を受け取れるし、離婚の手間も省ける、そんな心理が潜んでいるのです」

やっと永眠しました

そんななか、夫の死を願って、思いも寄らぬ「行動」を起こす妻もいる。

〈お前は気付いてないみてぇだが子供と二人で回転寿司いったりお前の歯ブラシでトイレ掃除したりしてるからなァ!!〉

〈旦那の食事は高脂肪、糖質高めで、確実に病気になるよう日々仕込み中。心筋梗塞、脳梗塞で一気に逝けばいい〉

〈排水口洗った歯ブラシ使ってる姿を見るのが唯一の楽しみ〉

大阪大学人間科学研究科招へい教授の石蔵文信氏は言う。

「夫へのストレスを抱える女性に向けて講演する際、『夫の殺し方を想像してみましょう』と投げかけると大いに盛り上がりますよ。

日々の生活でも、『夫の歯ブラシで掃除』、『夫の味噌汁に鼻くそを入れる』などはザラに聞く話です。

ただ、これだけ過激な思考をしている妻が、実際に家庭内で旦那に激しく不満をぶつけているかというと、そうでもない。家庭では表面上いたって貞淑な妻を演じているのです」

では、妻を「毒妻化」させないためには、どうすればいいのか。石蔵氏が続ける。

「妻は火山と同じで、機嫌が悪くても普段は黙っていて、夫の気付かないうちにマグマ溜まりを形成している。地底のマグマが噴き出る前に気が付くポイントがあります。

まず、妻が旦那に文句を言っている時期は、まだ夫婦関係は修復可能です。次に、妻が黙り込むようになると、深刻。妙に親切になると、最終手段を考えている段階と思っていいでしょう。

取り返しがつかなくなる前に話を聞くようにするのが賢明。ことわざに『男は敷居を跨げば七人の敵あり』とありますが、実際は『帰宅しても一人の敵あり』。我々男性は常在戦場ですよ」

水野氏も同意する。

「演技でもいいので、妻の話に『そうだね』と相づちをうつだけでいい。男性は無意識に、妻の発言の後、自分の発言の前に『そうじゃなくて』と否定表現を上からかぶせがちです。すると、女性は全否定された気分になってしまいます」

見なければ、知らなければ良かった。夫たちにとって禁断の扉となっている「だんなデスノート」。最後に、努力が実り、夫の死を「成就」させた妻を紹介しよう。

「永眠」と題したその投稿には〈やっと旦那が死んでくれました。お酒を飲み、そのまま倒れ、そのまま逝きました〉とある。この内容を受け、「本当に羨ましい」「おめでとうございます」「お疲れさまでした」と祝福の声が殺到した。

あらゆるメディアを使って、船越を直接攻撃する松居一代ですら、もはやかわいく思える。本当に恐ろしいのは、家でニッコリと微笑んでいる妻なのかもしれない。

引用元

夫の不貞を非難する。そこには、まだ愛してほしい、という気持ちがあるのかもしれない。本当に恐いのは、「夫の死」を願う妻。閲覧注意のネット掲示板には戦慄する妻たちのホンネが溢れていた。

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 班目幸寛(まだらめゆきひろ) フェイスブック ページへ  友達申請を是非♪  1978年生まれの宮城県出身。  元々は建築科、専門学校卒業後、建築関連の仕事に就いたがが、当人がADHDの気があり(白に近いグレー)、その時の苦労を元にカウンセラーのキャリアをスタート。  カウンセリングのメインは発達障害のカウンセリングだったが、カウンセリングを行うにつれ幅が広がり『分かっているのにできない、やめれない事』等、不倫の恋、経営者の意思決定なども行う。(相談案内へ)  趣味はバイク・自転車・アウトドア・ミリタリーグッズ収集・国内外旅行でリスクティカー。 『昨日よりも若くて、スマート』が日々の目標。  愛読書はV,Eフランクル 放送大学 心理と教養卒業 / 臨床心理プログラム 大学院 選科履修

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