叩かれる不倫2つの要素「山尾志桜里が辻元清美から学ぶべきこと」三浦瑠麗 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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不倫疑惑によって民進党へ離党届を提出した山尾志… (20:20)dot.

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 不倫報道が花盛りだ。最近では自民党の今井絵理子参院議員と元神戸市議の橋本健氏(政務活動費の不正疑惑で辞職)、元SPEEDの上原多香子、山尾志桜里議員、女優の斉藤由貴と批判を受ける女性たちが相次ぐ。不倫はそんなにも身近なものになったのだろうか。

「ここ数年をみても、不倫は確実に増えています」

そう話すのは数多くの夫婦カウンセリングを手がけてきた「@はあと・くりにっく」代表で臨床心理士の西澤寿樹さんだ。その背景をこう分析する。

「理由の一つは携帯電話やSNSの普及により、人から隠れて連絡や密会が容易になったこと。それに加え、これまでは限られた世界の話だったことが、インターネットや報道で見聞きするようになり、心理面のハードルも下がっていることも考えられます」

つまり、いろいろなケースを見聞きして不倫について詳しくなるにつれて、不倫が増え、また不倫報道が増えていく……という悪循環が生じているのだ。特に山尾議員においては、内定していた民進党の幹事長人事が覆されることになったからか、ワイドショーだけでなく、夕方の報道番組でも取り上げられ、別格の扱いを受けている。どうして不倫報道が増えるのだろうか。前出の西澤さんは言う。

「性に関することはいや応なく情動を揺らすので、目を引きやすく、視聴率を取りやすいというマスコミ側の事情があると思います。また、視聴者にとっても、本来はどうでもいいはずの有名人や知人の不倫話が気になってしまうのは、パートナーとの関係に満たされていなかったり、うらやましいという気持ちやストレスを抱えていることが考えられます。社会がスケープゴートを求め、現代の魔女裁判が広がっているともいえるでしょう」

「魔女裁判」の言葉の通り、特に批判を受けているのは不倫報道の中でも女性側と言えるだろう。

<スキャンダルで淘汰していった結果まともな女性議員がみんないなくなっちゃうよ>(一部抜粋)

 9月7日にツイッターでそうつぶやいて、賛否を巻き起こしたのは国際政治学者の三浦瑠麗さんだ。翌日にはこうもつぶやいている。

<女性政治家が潰れていくひとつの構図は、攻めに強くて引き上げられたはいいが、いざ守らなければならないところで弱さを露呈したところです>(一部抜粋)

 ネット上では「民進党擁護」「女性だから見逃せは逆差別」という批判もある。ツイートの真意は何だったのか、本人に聞いた。

「山尾さんの行為を正当化するつもりはありませんし、以前から、同じ主張をしてきました。刑事罰の対象ではない不倫に興味がないだけです。ワイドショーも時間を費やしすぎだし、批判される人と報道さえされない人がいてダブルスタンダードだと思う。その問題提起です」

 三浦さんが考える「たたかれる不倫」には二つの要素がある。一つは言行不一致。倫理主義やクリーンなイメージを打ち出していた人が不倫をした場合は大きな批判を受けやすい。イクメンをアピールしながら、妻の出産時期に不倫した宮崎謙介元議員や、それを当時非難しておきながら自分も不倫報道された山尾議員はこれに当たる。

「二つ目は、その不倫関係が婚姻を壊すかどうか。風俗通いが報じられた新藤義孝衆院議員のケースがそこまで大きな問題にならなかったのは、そのためです。そして特に女性の不倫が叩かれやすいのは、旧刑法の姦通罪で妻の不倫だけが婚姻を壊すと考えられていたことに通じます。男女が平等でなかった時代から戦後になって、法律は変わっても、価値観だけは変わっていないのです。

 多くの政治家の妻が二号さんの存在に耐えてきたからこそ、男性の議員の愛人について、昔の世論はもっと寛容だったんです。いまも主要政党の多くの男性議員について、不倫、風俗、銀座通いが記者の間で知られており、時に報道されていますが、大問題には発展しません。しかし、不倫に限らず、女性議員は目立つのでスキャンダルのターゲットになりやすい。ダブルスタンダードなんですよ」


そこには女性議員が求められ、担ってきた役割と関係があるのだという。

「政党は女性議員を噛ませ犬としてしか扱ってこなかった。女性は実力以上に引き上げられ、スキャンダルでたたかれると弱さを露呈する。山尾さんは党内でも目立つ存在で、実力者のように見られていましたが、実は優等生で求められたことに応えてきたタイプです。民進党は自分の身を守る術も山尾さんに教育する必要があった。民進党の女性議員の中でも、辻元清美さんはもう少し生き残る術に長けているでしょう。民進党内で大物になっていくには左派過ぎるでしょうが……。女性が議員としてどうホンモノに成長していくか、議員同士考え、協力していくべきだと思います」

(AERA dot.編集部・金城珠代)

引用元https://dot.asahi.com/dot/2017091300083.html

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 班目幸寛(まだらめゆきひろ) フェイスブック ページへ  友達申請を是非♪  1978年生まれの宮城県出身。  元々は建築科、専門学校卒業後、建築関連の仕事に就いたがが、当人がADHDの気があり(白に近いグレー)、その時の苦労を元にカウンセラーのキャリアをスタート。  カウンセリングのメインは発達障害のカウンセリングだったが、カウンセリングを行うにつれ幅が広がり『分かっているのにできない、やめれない事』等、不倫の恋、経営者の意思決定なども行う。(相談案内へ)  趣味はバイク・自転車・アウトドア・ミリタリーグッズ収集・国内外旅行でリスクティカー。 『昨日よりも若くて、スマート』が日々の目標。  愛読書はV,Eフランクル 放送大学 心理と教養卒業 / 臨床心理プログラム 大学院 選科履修

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